俺が高2、妹が高1。同じ学校に通っていて、結構仲も良かった。
さすがにH関係の話はほとんど無かった(胸が大きくて困る程度はあった)けど、恋愛の話とかも結構してた。
今年の9月の事なんだけど、文化祭があった。ウチのクラスは演劇(オリジナル)を、妹のクラスはごく普通の喫茶店をやる事になっていたらしい。
だが、当日に急にコスプレをする事になったらしく、妹のクラスは、サルの着ぐるみを筆頭に、変な連中が集っていました(ハードゲイコスプレみたいなのもいた!)
何故か女子はお色気担当らしく、妹はゴスロリ系の服を着ていた。黒色のヒラヒラの付いたやつです。まぁ、それはまだ良かったらしく、他にはバニーやら何やら、とにかく高校でやるのか?という派手な衣装が多かった事は記憶に残っている。
んで、ウチのクラスの話。中世ヨーロッパを舞台にした、戦乱を描いた作品で、結構良い感じだと思う。実際、客の評判も良く、ラスト付近ではすすり泣く声も聞こえた。やった側としては嬉しい限りだ。
その泣いている中に、ウチの妹もいた。ゴスロリ服のまんまで存在感だけはバツグンだったし、客の中には変なのもいたわけで、上映後、その変なのに絡まれてた。その時はたまたま仲裁に入った俺の友人のおかげで事なきを得たのだが、真の意味で大変なのは、家に帰ってからになった。
後片付けも終わり、夜の6時ごろに二人で帰宅すると、両親は親戚の人が死んだとかで、出かけていた。明後日までは帰れないからと、テーブルの上に置いてあった3万円。そんなに使わないっつのに(笑)
メシ作って(俺が作った。妹は作れません!)テレビ見ながら食ってると、妹が俺らのやった劇の事を絶賛してくれた。「凄かった!」とか「かっこよかった!」とか。
そのかっこよかったに俺が入っていないのがいささか残念だったんだけど(まあ、俺は敵役のボスだから、かっこよくは見えないのだが)。
それで、俺も着ていたゴスロリ服の事を指摘してみた。可愛いなんて連呼してやると、妹は凄い照れて、顔が真っ赤になる。以前からそうなのだが、感情の変化が顔に出やすいのだ。
以下、名前を俺→ハルキ。妹→ミズカで固定します。
「ミズカの着てた服って、あんなん何処で売ってるんだ?」
俺がふと尋ねてみると、ミズカは
「リルちゃんが買ってきたんだよ」
と言った。リルちゃんとは、ミズカと俺の共通の友人だ。年齢はミズカと同じだが、部活が俺と一緒(陸上部。同じ長距離で一緒になった)なので、ミズカの様子も俺の様子も筒抜けだったりする。かなり口が悪いが、結構な姉御肌だ。
ちなみに俺はペテンと呼んでいる。確かトランプ(ダウト)をやった時にイカサマしたのが原因だった気がする。
「へぇ、ペテンの奴にこんな趣味があったんだな。ていうか、ミズカも案外楽しそうだったじゃん」
俺は少しからかうように言ってみた。実際、ミズカも最初は恥ずかしそうだったが、最後の方なんかは裾を持ち上げて一礼していたぐらいだ。
「ハルキ兄ちゃんの趣味には合わないでしょ?確かワンピースの女の子が好きなんだっけ?」
と、反撃するかのように言ってくる。ちなみに、俺はマンガのワンピースが好きと言ったのだが、その際に何故か勘違いされ、今に至る。
「だからアレは勘違いだっつうの。お前こそ、どんな男が好みなわけよ?」
「言う必要無い」
「良いじゃん。ていうか、俺ら兄妹だろ?」
「関係無いと思うけど」
「必要なら相談にのってやるよ」
「恋愛経験皆無の人間に言われたくない」
「うっ・・・!」
俺は確かに彼女が出来た経験は無かった。ルックスの自信があるわけでは無いが、そこまでブスとも思えないから、少し気にしていた事はある。
「ハルキ兄ちゃんは、多分友達で満足しちゃうんだよね。相手側が。ほら、ハルキ兄ちゃんって結構ムードメーカーみたいな感じだし、自覚ある?」
自覚が確かにあった。俺はクラスではムードメーカーというより宴会部長だった感じで、酒の席(!?)では、必ず乾杯を叫ぶ係だった。
「ま、そうなのかもな。コクった事もないから、案外押し通せばOKもらえたりして」
「あ、それはそうかもね。けど、すぐに別れそう」
「何でよ?」
「付き合った前と後がまったく変わりないから」
つまりは、裏表の無い人間だと言ってくれているらしいのだが、その時はちょっとだけ、ちょっとだけムカッときた。何と言うか、つまらない人間って言われてる気がしたのだ。
「ミズカ。じゃあお前は付き合ったら何か変わるわけ?」
俺はイマドキの若者としては珍しく、付き合ったからすぐにセックスなんて事はしないつもりだった。デートとかして、仲良くなって、ホントに将来の事を考え始めたら、セックスするって感じ。
「付き合ったら・・・う~ん・・・」
ミズカも悩んでいるようだった。やっぱりミズカも俺の妹だからか、セックスに関してはオクテと言うか、簡単にはしないと言っていた。ちなみに、将来の理想家庭の事を話している時に、たまたま聞いた事だ。
「やっぱりデートしたり、それから、Hな事もするのかもね」
意外だった。あの妹からHをするという言葉を聴くのは、酷く場違いな気がした。
もっと後だと思っていたのだが、環境は人間を変えるというのは間違っていないのだろう。
「Hなんて後の事じゃないのか?」
「ん、だと思ってたけど、リルちゃんによると、皆付き合ったらすぐヤルらしいよ」
ペテン情報だとすると、かなり怪しいところだが・・・俺も友人との付き合い上、その事は良く知っている。悲しい事だが。
「つーことは、やっぱオナニーとかしちゃってるわけ?」
この時の俺は、自然にこの言葉が口から出ていた。今思い返せば、狂っていたとしか思えない一言だが。
「普通妹に聞くわけ?ま、別に良いんだけどさ。ハルキ兄ちゃんはしてるの?」
ミズカは意外にも怒ったりせずに、それどころか少し頬を赤らめて、俺に聞いてきた。
「・・・ま、たまにな」
実際、俺は2週間に1回という超ローペースだった。その気になれば、1ヶ月でも耐える自信はある。
「じゃ、こっちも白状するよ。私も、たまにする」
性に関して無関心だと思っていた妹も、そういう事をするのか。結構複雑な感じだった。ただ、その直後に妹が言った言葉は、今も頭にこびりついて離れない。
「じゃあさ、私もオナニーするから、ハルキ兄ちゃんのするトコ見せてよ」
「・・・・・・は?」
「だから!ハルキ兄ちゃんのオナニーするトコ見せてって言ってるの!」
良く見ると、ミズカの頬は朱色に染まっていて、肩も震えていた。どういう気持ちでその言葉を言ったのかが、よく判った。
「・・・よいけどさ、一つだけお願い」
「なに?」
「今日着てたゴスロリ服。あれ着てオナニーしてくれるなら、俺もやるよ」
ミズカは押し黙り、俺を見る。俺はその視線を真正面から受けとめ、不適に笑い返してやる。
「一夜だけの秘密のパーティーといこうじゃん」
「・・・判った。ちょっと待ってて」
そう言って、妹は2階の自室に行こうとした。俺はそれを止め、こう言った。
「台所でやるより、お前の部屋にしないか?カーテンもあるし、外からも見えないだろ?」
「・・・恥ずかしいなぁ」
そう言いながらも、ミズカは肯定の意を示し、俺は付いていった。部屋に入ると、ミズカが突然、着ていたミニスカートと上着を脱いだ。突然の事に、俺は少しショックを受けつつも、
「急に脱ぐなっつーの」
と、何とか平静を保った(フリ)をして、ミズカに忠告した。
「別に今から見せ合うんだから、良いじゃない」
ミズカは開き直ったようにパンツ一枚で動き回りながら、ゴスロリ服を身に付ける。その時の光景を直視するわけにもいかず、下を向きながら、膨張しそうな俺自身を何とか押さえつけていた。
「終わったよ」
ミズカの言葉で、ようやく前を見る。文化祭の時に着ていたそのままの服を纏って、ミズカが立っていた。
「ん、じゃ始めるか」
俺はそう言って、ミズカの行動を待つ。少し躊躇ってから、ミズカはスカートをめくり、パンツの上に手を置いた。
「・・・さすがに恥ずかしいよ。早くハルキ兄ちゃんも」
催促されたので、俺もズボンの中から、まだ小型の俺自身を出し、軽く手を添える。ミズカは興味深そうに俺のを見て、一言。
「ちっちゃいね」
「これから大きくなるんだよ!」
あまりにショッキングな一言。確かに平均より少し小さいが、そんな厳しい事言うなという感じ。
「じゃ、同時にやるか」
「うん、ハルキ兄ちゃん」
そう言って、どっちからともなく、お互いのものを擦りはじめた。ミズカは俺の動きを見ながらパンツの上から手をゆっくりと動かし、俺もそれを見ながら軽く上下させる。
「なぁ、女ってパンツの上からでも感じるのか?」
俺は動きを続けながら、そう質問してみた。ミズカは2分程たっているのに、未だにパンツの上から軽く擦っているだけだ。感じている様子も無い。
「一応ね。私はこれで通してる。長い時間気持ち良くなれるしね」
ミズカはスカートの端を口で銜えながら、少しだけ指の動きを加速させる。徐々に、徐々にミズカのパンツからチュクチュクといった音が聞こえてくるようになった。
「はぁ・・・ハルキ兄ちゃんは気持ち良いの?」
ミズカは少しだけ艶やかな表情で、俺に問いかけた。あっちから見れば、ほとんど無表情で上下させている俺は、感じてないと思っているのだろう。
「いんや、結構気持ち良いぜ。男は表情に出にくいだけ」
そう言って、しばらくの間は、二人の会話が途切れ、黙々と自分の快感を得るための行動に移っていく。俺は上下スピードを上げ、ミズカはパンツの端っこをめくって、直接アソコを触っていた。濡れたアソコを指で触るピチャピチャといった音が、俺の脳を少しずつ蝕んでいく。そして、
「おいっ・・・もうすぐ限界そうなんだがな」
俺自身は、もはや我慢汁も出て、いつ弾けてもおかしくないくらいだった。ミズカもパンツを膝元まで降ろし、アソコからパンツまで、糸が引いている、グチャグチャといった音と共に、激しくアソコをかき回していた。
「私も・・・もうイク!」
「俺もだっ・・・!」
二人とも、ほぼ同時に絶頂をむかえ、ベッドに倒れこんだ。俺の白濁汁は、ミズカの顔に足元にかかり、ミズカの愛液は、パンツにまるでおもらしでもしたかのようにかかっていた。
「こんな体験、初めて・・・」
ミズカはそう言って寝息を立てる。当然だ。こんな体験が何度もあってたまるものか。
「もう止めなきゃな・・・」
そう言って、俺もベッドに寝そべり、目を閉じた・・・。