おれは昔、母が犯される小説ばかり書いていた。
おれには寝取られ願望があって、おれの目の前で母が犯されるというシチュエーションに異常に興奮するのだ。
それでおれは、息子のおれの前で母が強姦されたり3Pをされたり・・・で、最後にはおれも強制的に母とセックスさせられてしまうというような小説ばかり書いてきたのだが、そのうちに本当に母を犯したい衝動に駆られてしまったことがある。
二十歳の後半くらいのことだろうか、おれは仕事の都合で実家から離れて生活していて里帰りするのは年に四五回しかなかった。
そして久しぶりに実家に帰ったおれは、案の定母の体ばかり見ていた。
すでに母は五十才を超えていた。しかし多少の肌のたるみもあり、小皺もあるものの、母はまだ熟女として十分通用した。
それに息子のおれから見てもけっこう美人だったし、スタイルも悪くないのである。
そして母はかなりの巨乳だった。そのことはおれが小学生の頃から知っていたが、当時は興味を抱いたり興奮することはなかった。
だが、久しぶりに実家に帰って眺めてみると、その巨乳はあまりにも刺激的すぎた。
「ただいま」
「まあ、よく帰ってきたわね、どう、元気にやってた?」
「うん」
「ちゃんと食べてる?少し痩せたんじゃないの?」
「しっかり自炊してるよ」
などと話しながら、おれは股間を痛いくらいにつっぱらせていたのだ。
おれの頭の中でのことだが、母は自分の巨乳が数えきれないほどの男達に揉まれていたことも、息子にパイズリまでさせられていたことも知らない。
まして自分の肉穴や肛門に何十回も肉棒が突き立てられ、逆流するほど精液を注ぎ込まれたことも知らない。
何も知らず、久しぶりに息子が帰ってきたので嬉しくて堪らないという母の笑顔は眩しいほどだった。
そのことに良心の痛みを覚えながらも、おれは勃起しっぱなしだった。
思えば母は父一筋の人だった。
つねづね子供達に「私はお父さんを尊敬している」と言っていたし、何より二人はとても仲がよかった。
母は、父以外の男に心を惹かれたことなど一度もなかったはずだ。
また、古い教育を受けた人なので父との行為でも尺八などしなかったと思う。
いや、もともと尺八自体を知らなかっただろう。
そんな母がいきなり男達に取り囲まれ、輪姦されたら、いったいどうなってしまうだろうか・・・実際の母を見ながらそんな妄想を膨らませたとき、おれはズボンの中で本当に射精しそうになってしまった。
(この母を現実に犯すことができたら・・・)
おれはずっとそんなことばかり考えていた。いや、本当に襲いかかりたい衝動に何度も駆られた。
しかし実際にできるわけがないのはわかりきっている。
それでも何か、少しでもそれに近いことができないだろうか、と本気で考えた。
実家に帰って三日目くらいだったろうか、その日の午前中は父も母も所用で出かけていた。
まだ結婚せずに実家に残っていた姉もとうに出勤していて、家の中にはおれ一人だった。
冬のことで窓は全部閉め切ってあるというのに、おれはあたりをきょろきょろ見回しながら風呂場に行った。
今朝、母は洗濯をせずに急いででかけて行った。
風呂場にある下着入れのカゴには、夕べ母が脱いだ下着もそのまま入っているはずだった。
だが、そのカゴに手を入れようとしたとき、おれの心臓は苦しいほどバクバク鳴り始めた。
頭の中ではあれほど母を犯しまくってきたのに、現実には母の下着を漁ろうとするだけで息が止まりそうだった。
足までブルブル震えている。
罪悪感と期待感で、おれの胸はつぶれそうだった。
小説ではあれほど過激なことを書いておきながら、実際に母の下着を漁ろうとしただけでおれの全身は激しく震え出した。
たかが下着と思うのだが、それを手に取ることは母の秘密を暴いてしまうことと同じだった。おれは母の尊厳を傷つけようとしているのだ。
母のくったくのない笑みが思い出されキュッ、と胸が締め付けられた。
「やっぱり、やめておこうぜ」
という良心の声がしきりに聞こえてくる。だが、結局おれはカゴの中を漁り始めた。
その手がブルブル震えている。罪悪感で息が詰まりそうだ。
それなのにおれの股間は早くもチリチリと疼いているのである。
罪悪感や良心の痛みが強ければ強いほど味わう快感も大きくなる、と小説を書きながらよく思ったが、まさにその通りだった。
罪悪感とともにめくるめくような期待感も味わいながら、おれはカゴの中を掻き分けていった。
まず姉の下着を見つけた。
これはもう柄や形から姉のものだとすぐにわかった。
しかし、姉のものにはまったく興味がわかなかった。
母のパンティを見つけ、カゴから取り出したとき、おれはあまりの嬉しさに飛び上がりそうになった。大袈裟だが本当にそうだったのだ。
母のパンティはおれが思っていた通り清楚な白一色だった。しっとりとした肌触りで、ほんのり湿っているようにも感じられる。形も悪くない。
(とうとうおれは、母のパンティを手に取った!)
おれは小躍りしたい気分だった。いつの間にか罪悪感も忘れ、期待感だけがおれの胸で高鳴っている。
おれはゆっくりと母のパンティを裏返していった。
いよいよ母の秘密を暴いてしまうのだ・・・その思いに指先が一段と震えだす。裏返った母のパンティ。
あそこにあたる部分の布が二重になっている。
その中心に本当にかすかだが一筋の黄色い線があるのを見たとき、おれの全身はカッ、と熱くなった。
(あの清楚な母にもオシッコの染みがあった)
そのことが、衝撃的なくらいおれを興奮させたのである。
おれのものはズボンの中で一気に膨れ上がった。つっぱりすぎて痛いくらいに膨張している。
こんなことは中学生のとき以来だ。おれははやる気持ちを抑え、股間にあたる部分に顔を近づけ、匂いを嗅いでみた。
小説ではいつも「甘酸っぱい匂いが○○をクラクラとさせた」などと書いていたのだが、実際の母のパンティには特に匂いはついていなかった。
鼻を押しつけて嗅いでもみても、やはり匂いはしない。少し残念ではあったが、匂いよりも、オシッコの染みが、さっきからおれを興奮させまくっている。
本当に僅かな染みだが、おれにとっては凝視するのが恥ずかしいくらいに生々しいのだ。
おれは思わずその染みを舐めてしまった。肉棒が痙攣しそうだった。特に味はない。
しかし、母の暴いてはいけない秘密の部分を舐めている、という背徳的な感動がおれの全身を激しく震わせた。
もう我慢できなかった。おれはまたもまわりをキョロキョロと見回し、
父も母も帰ってくる気配がないのを確かめるとズボンとパンツを膝まで下ろし、ギンギンに勃起している肉棒を剥き出しにした。
根本の部分にパンティを巻きつけ、左手でしっかりと押さえながら、おれは激しく肉棒をしごき上げた。
ああっ、と歓喜の声が自然に漏れた。
おれは今、母のパンティでセンズリをしている、母の暴いてはならない秘密を肉棒に巻き付けている、ああっ、おれは何という息子なんだ・・・・。
それらの思いが強烈に快感を高め、おれはあっという間に爆発寸前になった。
そしてその瞬間、おれは肉棒からパンティを剥ぎ取って肉棒の先端にかぶせた。母に感づかれるかもしれないなどと考える余地もなかった。
(お母さん・・・!)
おれは心で叫びながら爆発した。
おびただしい精液がドクドクと母のパンティに注がれていく。
同時に痺れるような快感が脳天を突き抜けていった。腰がとろけてしまいそうで立っていられなかった。
さらに激しく肉棒をしごきながら、おれはその場に崩れ落ちるように膝をついた。
母のはいていたパンティに精液をほとばしらせながら、おれは下着泥棒の気持がわかったような気がした。
パンティに精液を注ぎ込むことでおれは、母そのものに精液を注ぎ込んだような気がしたのだ。
実際射精の瞬間には、おれは本当に母の体内に肉棒を挿入しているような錯覚を覚えていた。
何度も小説に書いた「
温かく、ぬるんとして、柔らかいけれどきつい締めつけのある母のおま×こ」
に、本当に挿入して突き上げているような錯覚・・・あれは、実際の母のパンティを肉棒にかぶせていなかったら、絶対に起こらない錯覚だったと思う。
そのおかげでおれは、腰砕けになって床に崩れ落ちるほどの快感を味わったのだった。
パンティの何がおれを一番興奮させたのかというと、わずかについていたオシッコの染みだった。
縦に走る一筋の黄色い染みは、母の割れ目が当たっていたところだ。
母にとっては絶対に誰にも見られたくない恥ずかしいその部分の染みを、おれが手で広げてまじまじと見つめている・・・
という場面そのものがおれを一番興奮させた。
母の秘密を暴いている、神聖な母を汚している、という思いそのものがすでに快感だったのだ。
本当にあのときの快感は今でも忘れられない。
初めて母を陵辱する小説を書いたときと同じくらい、いや、それ以上の快感だったと思う。
とにかくあまりの快感に目から火花が散ったほどなのだ。
そしておれは、床に奇妙な格好で横たわったままさらに三回、立て続けにパンティに精液をほとばしらせた。
頭の中には、母がちゃんと服を着て食事を作っている姿や、おれと会話をしている姿、
打って代わって全裸で微笑んでいる母や、母が大勢の男達に輪姦されている場面などが交互に、大写しに映し出されていた。
平凡に家族のことを一番に思って生活している母と、一方で輪姦されて悶えている母の、
そのありえない現実と妄想のギャップが、おれの快感を何十倍にも増幅させていた。
さらに、そのときおれは、もしこの現場を母に見つかったら、いったいどうなるだろうかとも考えていた。
母は驚きと恥ずかしさのために絶句してしまうだろう。
それは間違いない。
しかし、その後、母はいったいどういう行動をとるだろうか?
呆れ返っておれに失望してしまうか、あるいはおれを哀れんで黙って手を差し伸べ、自慰を手伝ってくれるか・・・後者はまずないだろう。
やはり息子に失望し、母自身心に深い傷を負ってしまうことになるだろう。小説と現実は違うのだ。
見つかったら最悪家庭崩壊につながる可能性だってある。しかし、なぜかおれは、母に見つかってみたいような気もしていた。
もしかしてもしかしたら、おれの願望を母が察しててくれるかもしれない・・・そんな期待があったのだ。
これもやはり一種の錯覚、妄想だったのだろう。
幸いおれが快感を味わいつくして終わるまで、母も父も帰ってはこなかった。
ただ、その後が困った。
おれの精液でパンティはドロドロになっている。このままだといくらティッシュで拭き取っても母に見つかってしまうだろう。
母は洗濯するとき衣類の選別して二度に分けるのだ。
パンティの、母のあそこにあたっていた部分などは特に凄いことになっているし、このままだと母は絶対に気付く。
考えた末、おれはカゴに入っている洗濯物を全部洗濯機に放り込んでスイッチを入れた。
家にいたとき洗濯などしたこともなかったので少し不自然だったが、自分の下着もあるからということで通すことにした。
洗い終わった洗濯物を干していると、母が帰ってきた。
「おれが洗濯しておいてやったよ」
と言うと、
「そう、むこうでもちゃんと生活しているみたいね、安心したわ」
母は嬉しそうだった。まったくおれを信用しきっている。
悟られずにはすんだが、おれの胸が罪悪感のために強烈に締め付けられたのはいうまでもない。
ただ、これだけで終わりではなかった。実家に滞在しているときにもう一つ、おれはとんでもないことを母にしてしまった。
母に、おれの精液を飲ませたのだ。
母のパンティに精液をほとばしらせたつぎの日の夜、おれを含めた家族四人が炬燵を囲み、久しぶりに団欒を楽しんでいた。
突如としておれにその考えが浮かんだのは、父が「おい、何か冷たいものが飲みたいな」と言い、
母が「そうね、何がいい?カルピスでも飲む?」と立ち上がりかけたときだった。
「カルピス」という言葉がおれに精液を連想させたのだ。
カルピスと精液はよく似ている・・・だったらカルピスに混ぜて母に精液を飲ませられないだろうか?
そう思った途端、おれの肉棒は激しく疼いた。
お母さんにおれの精液を飲ませる・・・何てすばらし考えだろう!と、自分の思いつきに、おれは喝采した。
どういう形であれ母の体内におれの精液が注ぎ込まれるのだ。
おれにはそれが、形を変えた母との性交のように思えてならなかった。
「待って、たまにはおれが入れてきてやるよ」
「あら、嬉しいわね」
嬉しそうににっこり笑いかけた母の顔をしっかりと脳裏に焼きつけながら、おれはキッチンに行った。
おれの心臓は早鐘のように高鳴っているし、肉棒は早くもギンギンに固くなっている。
すばらしい思いつきを何が何でも実行しようと思い、おれは急いで食器棚から人数分のコップを取り出して流し台に置くと、
ズボンから勃起したものを掴み出して威勢よく擦り始めた。
とにかく、ぐずぐずして様子を見にこられないように早く出さなければならない。
さっき母の顔を脳裏に焼き付けたのは、その顔に「顔出」する想像をして一気に出そうと思ったからである。
にっこり笑った母の顔を本当は汚したくない。
しかし良心の痛みがあればあるほど興奮するのは今まで書いてきた通りだ。
良心が痛むように、おれはわざと母の顔を脳裏に焼きつけたのだ。
母の笑顔と、精液のしたたった顔とを、交互に頭に浮かべながらおれは数秒で爆発しコップにほとばしらせた。
昨日に続きまたも痺れるような快感だった。
コップの底にはドロリと白濁がこびりついている。
昨日あんなに出したのに、けっこう量もあった。
嗅いでみると、まさに栗の花の匂いだ。この匂いでは気づかれるかもしれない・・・
と、少し不安になりながら急いで肉棒をズボンにしまい、他の三つのコップと一緒に氷や水を入れてカルピスを作ってみると、
嬉しいことにカルピスの甘い匂いに消されて精液臭はまったくしなくなった。
(これなら大丈夫だ)
おれは四つのコップをトレーに乗せ、何食わぬ顔で茶の間に戻っていった。
「○○に入れてもらうなんて嬉しいわ」
「ホント、家にいるときは何もしなかったのにね」
「やはり娑婆の飯を食うと変わるもんだな」
頼もしそうにおれを見つめる三人の前にコップを置いていく。
皆一斉に手に取った。
おれも自分のコップを口につけながら、さりげなく母を見守った。
母がニコニコしながらコップを口に持っていった。
いよいよだ・・・おれのコップを持つ手はプルプルと震え出した。期待感で胸が破裂しそうだった
母はとても喉が乾いていたらしく、二口三口で飲み干してしまった。
しかも、まったく気づいた様子もない。
(お母さんが、お母さんがおれのものを飲んでくれた・・・!)
あまりの嬉しさにおれは心の中で叫んだ。そして、その瞬間おれは、射精の感覚にもにた陶酔を覚えたのだった。
・・・・まったく、母親に内緒で精液を飲ませてしまうなんて、今から思うとひどいことをしたものである。
少し後悔もしている。ただ、あのときおれは母の体内に刻印を刻み込んだような気がした。
母はおれのものだ、という思いが今でもあるのである。